2017-05-12 第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
昨年八月三日に、中国電力が山口県上関町で進めようとしている上関原発建設に向けて出していた公有水面埋立免許の期間延長申請を、山口県知事は許可しました。上関原発については、二〇〇八年に当時の山口県知事が埋立申請を認可し、二〇〇九年に埋立工事が着工されたものの、二〇一一年の福島原発の事故を受けて工事が中断をした。
昨年八月三日に、中国電力が山口県上関町で進めようとしている上関原発建設に向けて出していた公有水面埋立免許の期間延長申請を、山口県知事は許可しました。上関原発については、二〇〇八年に当時の山口県知事が埋立申請を認可し、二〇〇九年に埋立工事が着工されたものの、二〇一一年の福島原発の事故を受けて工事が中断をした。
そうした政府の姿勢であるにもかかわらず、中国電力は上関原発建設を進めようとしています。そして、山口県はそれを追認している。 中国電力が上関原発の建設を諦めずに進める最大の根拠としているのが、上関原発が政府の重要電源開発地点に指定されていることであります。
福田研究員などの専門家の意見をよく聞いて、移殖や人工海岸を免罪符として上関原発建設計画による埋め立てを承認することをすべきではない、このように私は思いますけれども、大臣、その点はいかがでございましょうか。
そこで、瀬戸内海の環境保全のあり方につきまして、具体的な問題でお伺いをしたいと思うのですが、まず、瀬戸内海の山口県上関四代地区に中国電力が進めております国内最大級の上関原発建設計画について伺いたいと思うわけです。 その問題に入る前に、我が国の原子力政策について伺っておきたいと思います。